数理情報学研究系

研究分野

近年, コンピュータの飛躍的な進歩により, データの獲得と蓄積が容易になった. そのため, 大量のデータから有益な数理情報を引き出す技術が数多く開発されてきた. 数理情報の解析は, データの収集, 加工, 蓄積, 管理, マイニングなどを主眼とし, 工学, 医学, 生命科学, 社会科学, 心理学, 教育学などの分野において広範に活用されている. 大量のデータを用いた数理情報を解析する場面においては, 常に統計的な正当性を意識しなければならない. 確率的な不確実性を伴う社会現象を取り扱うに当たり, 統計学的な方法論が重要な体系である. 本研究系では, 重要データの抽出, 概念の創出, 法則の発見, 既存知識の検証, データに立脚した推測・予測・制御・管理技術の立案などに関する研究を行なう.

研究員
代表
  江原 康生 (情報工学科・教授)